結婚して夫婦になると100%の確率で問題は起こります。
夫婦関係の悪化
では、夫婦関係の間には、何が起きているのでしょうか?
結婚した途端、2人の関係だけではなく、周りとの関係性が増えることになりますよね。
また、様々なライフイベントが重なる事によって、お互いの負担が増えるのです。
これを予め分かっていないと、離婚へまっしぐらとなります。
子供が出来ると妻の負担がいっきに増えるのです。
「こっちの仕事は山積みなのに・・・仕事して子供の送り迎えをして、食事を作って、子供に食べさせてお風呂に入れて、歯磨きをさせて添い寝をして寝かしつけて・・・・食事の片づけをして洗濯物を畳んで・・・もうやること一杯なのに、なんでこの人は寝転がってテレビを見ていられるんだろう」
「こっちは仕事でくたくたなのに家でくらいゆっくり休ませてくれよ。いちいち手伝ってオーラを出されるとこっちは休まらないんだよ。」
お互い「自分は悪くない」責任の擦り合いになっています。
関係性の悪化へとまっしぐら。
これが続くと思考の質の悪化へと繋がります。
「これじゃあ、結婚した意味がない。何でこんな人と結婚したんだろう・・相手に期待するからいけないんだ。もう期待するのはやめよう」
とどんどん自分の殻の中に閉じこもっていきます。
夫
「家に行っても刺々しいし・・・休まらないからギリギリまで残業しよう」
「今日もまたお店に行ってみようかな・・・話しを良く聞いてくれるしな」
などど家に帰るのを段々嫌がって変な方向へと行ってしまう恐れもあります。
お互いに心の中では沢山の思考が渦巻いている
また、夫も夫で、妻が忙しいのは分かっているのです。
帰って玄関に子供の汚い靴が転がっている・・・。たまに洗ってみようか。
でも洗い方が違うとか、二度手間だと言われると嫌だしな・・・
そのままにしとこう。
お互い、色々思うところはあるのです。
でも言い出せない。行動できない。
思考の質の悪化が進むと、行動の質の悪化になります。
行動の質の悪化とは
・乱暴に洗濯物を畳む。
・不機嫌をあらわにする
・家に帰りたくないので会社が終わっても帰らないフラリーマンになる
こうなる前に、どちらかが関係性を修復するための、行動を起こす必要があります。
相手は変えられません
相手を変えようとするのはやめましょう。
まず自分から行動を起こしましょう。「毎日お仕事お疲れ様。仕事はどう?」といっても、男性は仕事の事を家に持ち込むのはイヤだと思っているので身体のことを聞きましょう。
「忙しいみたいだけれど、身体は大丈夫?」と気遣ってみます。
「忙しいのは分かるの。でも私も色々大変で。出来れば食器の後片付けだけやってくれると助かるのだけど・・・どうかしら?」
とあくまでも穏やかに話を切り出すのがコツです。
頭ごなしに「結婚前に約束したよね、なんでやってくれないの?」と切り出したら最悪ですよ。
相手の心が、聞く前に閉じますので。
夫婦関係が良いとお互い健康になります。
子供にも良い影響が出て子供も健康になり、頭が良くなります。
結果、幸せな家族に繋がりますので。ちょっと関係性がずれて来たなと感じたら、早めの処置をお願いします(⌒∇⌒)
相手に関心を持ち続けること
相手の最新情報をアップデートしていますか?
結婚前は、お互い何が好きで何をやっている時が嬉しくて、何をプレゼントされると喜んで、食べ物は何が好きで趣味はこれであれで・・・・
と相手に興味関心があるので、最新情報をどんどんアップデートしていくと思うのです。
では、今パートナーは何が好きですか?
何を趣味としていますか?
食事は何を用意していると喜んで食べてくれて、何をプレゼントすると嬉しがってくれますか?
結婚前とはまた興味関心が違っている場合がありますよ。
相手の好きな愛情表現を理解していますか?
「暖かい声掛け」をすると喜ぶタイプ?
いつもきれいにしてくれてありがとう
本当にいつもよくやっているね
あなただったら出来るよ、大丈夫
お父さんがこれやってくれて有難いね
お母さんの作ったおかず、美味しいね
感謝の言葉をかけると嬉しいタイプですか?
それとも、言葉ばっかり・・・行動で示してよ?というタイプですか?
相手と一緒に居る時間ですか?
感謝の言葉を伝えてはくれるけど、私は一緒に居たいのよ!というタイプですか。
一緒にいて落ち着いた時間をもちたい。
自分のために時間を作ってくれて、、顔を見ながら気持ちを合わせながら話をする
向き合いながら話をうんうんと聞いてくれる・・・親密度の高い充実した時間を持ちたいタイプですか?
あ、ここには注意が必要です。
女性はアドバイスを求めてはいません。
男性は、すぐに注意したり、これやればいいんだよ、あれやってみな!とすぐにアドバイスをしがちですが、女性はそんなことは求めていません。
ただただ、うんうんと聞いてくれるだけで良いのです。
それだけで安心するのです。
贈り物を喜ぶタイプですか?
話を聴いてくれるのもいいけど行動で示してよ!というタイプの人もいるのです。
ちょっとしたプレゼントを贈られると嬉しいものです。
高価なものを喜ぶ傾向があると考えがちですが意外とそうでもないのです。
帰り道、花屋さんでバラ1本買ってくる。
その辺の草花でもいい・・・と思います。
出張先や旅行先でちょっとしたプレゼントを買ってくる。
つまみでもお酒でも。
一緒に飲もうと言って買ってくる。これって嬉しいものですよね。
「尽くす行為」に喜ぶタイプ。
毎日お弁当を作ってくれる
クリーニングや、アイロンを喜ぶ
子供をお風呂に入れてくれる
寝かしつけをしてくれる
「今日は自分が子供を見ているから、1日遊んでおいで」と言われると最高ではないですか?
自分は愛されていると感じることが出来ると思うのです。
あなたのパートナーはどのタイプですか?
結婚したら興味関心が変わるのが普通です。
あれが好きだったのに、あれ?今はこっちが好きなんだ・・・という事もザラです。
家の旦那様はバイクを4台所有していますが(;’∀’)
こんなにバイク好きだったとは全くもって知りませんでした。
一番良いのは、まんべんなく網羅されていることですよね。
今一度、お互いパートナーに関心を持ってみてくださいね(⌒∇⌒)
返報性の法則
結婚したらなぜか「相手がやってくれるのが当たり前」となっていませんか?
・食事を作るのは当たり前
・風呂を沸かすのは当たり前
・子供の送り迎えは当たり前
・外で働いてお金を稼ぐのは当たり前
・ゴミ出しするのは当たり前
etc・・・・
これって、全部当たり前では無いのですよね。
あなたの当たり前は、それぞれ生きてきた習慣によるもの、
オギャーと生まれて育って来た環境によるもの、
育ててくれた親の影響によるもの、
通ってきた環境に影響されて
「これがあたりまえ」
「こうするのが夫婦だ」
「これが結婚生活というものだ」
と勝手に刷り込まれたものでもあり、自分で勝手に家庭とはこういうものだという潜在意識に詰め込んだ思い込みに過ぎないのです。
夫婦ともに生まれ育った環境が違います。
結婚してからパートナーが当たり前にやっていることが
「え?」
と思うこともしばしばなのです。
私は結婚してからすぐに同居でしたから。
しかも星一徹(古いっ(^^;)のような頑固な義父と、明治生まれの「嫁は家の為、人の為健気に働く馬車馬だ!」と完全に信じ込んでいる義曾祖母と同居。
実家とまるで正反対の生活習慣に困惑する事などしばしばでした。
今まで当たり前と思っていた習慣が当たり前ではなくなるのです。
これを素直に受け入れればいいのでしょうが、なかなかどうして、難しかったりするのです。
特に食事に顕著に現れると思うのですが・・・
例えば
実家ではそれぞれが小分けされたお皿に盛って用意しておく。
お新香などは一応大皿に持ってドンっと置いておくけれど、それは自分とは別のお箸で取り分ける。
片や
全てのおかずは大皿に盛って置いておく。それをそれぞれの箸で口に持っていく。
鍋の時にちゃんと取り分け皿を用意して、取り分けるお玉を添えているのにも関わらず、自分の箸を鍋に突っ込むのですよ(⌒-⌒; )
「オイオイオイッ!!!」「お玉使えって!!」と心の中で叫ぶけれども義父に言えない・・・(逆切れされるから)
よって、鍋を私は食べません・・・・・。
まあ、そういう習慣があるという事も頭に入れておいた方が良いです。
そして
返報性の法則
とは
「何かしてもらったらお返しをしないといけない気持ちになる」事を言います。
夫婦間でこの返報性の法則が生まれていると、離婚の確率が下がるのです。
まずは言葉から。
言葉という手数をどれだけ相手に渡せるかが土台になるのです。
1日に何回相手に伝えていますか?
「ありがとう」
「食事を作ってくれてありがとう」
「今日も働いてくれてありがとう」
「今日も子供を迎えに行ってくれてありがとう」
「お風呂を沸かしてくれてありがとう」
自分からありがとうを言う事で、相手からもありがとうが返ってくるのです。
そのありがとうの応酬が増えることにより、絆が芽生えてくるのです。
どんどんその絆が太くなり切っても切れなくなる・・・。
「やって当たり前」の事は無いと思った方が良いですよ。
今日も相手に何回「ありがとう」が言えて、「ありがとう」が何回返ってくるのか?数えてみませんか?
意外に1回も言ってない!なんてこともあるかも
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