昭和40年以降、日本が高度成長好景気の時代に生まれた私たち。
まさに競争の世界であり、自我丸出しの世界でございました。
負けるな！勝つんだ！
そして比較の時代です。
なんでも人と比較する。隣人と比較する、テレビの人たちとの比較。
TVで、「こんな生活が理想」「お金があれば何でもできる」理想のモデル、生活を浴びせられて、それに翻弄されて生きてきた。
楽しくもあれど、今思えばしんどかった時代ですよね。
昭和〜平成〜令和の時代の変化
この変化の真っ只中を目指して生まれてきた・・・母に産んでもらったということはとてつもなく幸運な私たちといえるのです。
だって、土の時代は約220年続いたらしいのです。
そして今は風の時代に入って4年目ですか・・・。
風というくらいですから月日の経つのは早いですよね〜！
で、何がいいたいかというと、この比較の時代から、１人１人の心の時代と言いますか、個性を尊重する時代になってきたと感じております。
私の子供時代は、「個性」はことごとく潰されてきたわけです。
右へ倣え！という軍隊の時代を引きずっていました。
誰もが同じことをするのを良しとされてきた時代です。
少しでも飛び出ると打たれていた時代。
個性的な子供は生きずらかったでしょう。
思い込みで30年も我慢してきた私
人は皆、生まれてきてからの環境に相当左右されているのです。
もちろん、過去生からのものも引きずっています。
ですが、今世生まれてきてから、親からの躾や行い、兄弟からの影響、生活環境、地域の環境等々で、かなりの思い込みを自分の外側にペタペタと付けてきてしまったのです。
ご多分に漏れず、私は３人姉弟の末っ子。
父は運送業、叔父は不動産会社経営。
そんな中、姉兄はかなりの自由人。
年の離れて生まれた私。
姉兄は年子。
姉兄が高校生の頃は私はまだ小学生。
この多感なころ、暴走族に入っていた姉兄。
色々親を困らせていたわけですよ。
それを小さい私は心を痛めてみていたわけです。
「親を困らせてはいけない」
「親を泣かせてはいけない」
「いい子でいなければいけない」
そんな思い込みをつけてきたわけです。
その結果が、30年も我慢してきた結婚生活というオチになるわけです。
それと共に、旦那とは試練を乗り越える運命であったと。
思い込みやら縁やらが絡み合って「カルマ」を解消してきたわけです。
インド哲学
この苦しい中で、なんて人間とは辛いものなのかと散々悩み、沢山の講座や本や人に会い学習してきた結果、辿り着いたのが、「インド哲学」でした。
その中で納得した、３つのグナについて説明しますね。
３つのグナとは何か
インドの古代哲学には「３つのグナ」と呼ばれる概念があります。
これらは、宇宙や人間の心、行動に影響を与える三つの基本的な性質やエネルギーのことです。
それぞれのグナは特定の特質を持ち、私たちの日常生活や精神状態に重要な役割を果たすのです。
この３つのグナに私たちは操られていると言っても過言ではないかもしれませんね。
サットヴァ（純粋性）
サットヴァは、純粋性、調和、バランスを象徴します。
このグナが強いとき、人は心の平穏、明晰さ、知恵、そして幸福感を感じやすくなります。
サットヴァの影響下では、感情や行動は穏やかであり、他者との関係も調和が取れます。
瞑想、健康的な食事、ポジティブな思考などがサットヴァを高める助けとなります。
ラジャス（活動性）
ラジャスは、活動性、情熱、エネルギーを象徴します。
このグナが強いとき、人は活発でエネルギッシュになり、目標達成に向けて積極的に行動します。
しかし、ラジャスが過剰になると、ストレスや不安、焦りを感じやすくなります。
仕事や運動、挑戦的な活動がラジャスを高める要因となりますが、バランスが重要です。
タマス（惰性）
タマスは、惰性、無知、停滞を象徴します。
このグナが強いとき、人は怠惰で無気力になり、精神的にも肉体的にも停滞状態に陥ります。
タマスの影響下では、ネガティブな感情や自己破壊的な行動が現れやすくなります。
過剰な睡眠、不健康な食生活、消極的な思考などがタマスを高める原因となります。
あ〜〜〜〜〜
何もやる気が起きないなあ・・・という状態のことですね。
まとめ
３つのグナは、私たちの心や行動に深い影響を与える基本的なエネルギーです。
サットヴァは調和と純粋性を、
ラジャスは活動性と情熱を、
タマスは惰性と停滞をもたらします。
これらのバランスを理解し、意識的に調整することで、より健康的で充実した生活を送ることができるのです。
人間のエネルギーのバランスを司っているこの３つのグナ。
できれば、サットヴァで常にいられるようにしていきましょう。
占いの中で「瞑想」もお伝えいたします。
瞑想についても知りたい方は、1度受けてみてくださいね＾＾
あなた様のお幸せをお祈り、全身全霊を込めて占います♪
Follow me!
コメント